2012年12月13日

明日は月1のハディース勉強会


「あと1週間で今学期も終わり」と思うと、心に余裕が出てきたグッド(上向き矢印)

明日はサウジ人講師Hによる月1のハディース勉強会。

残念ながら、今学期は諸事情により1度も出席できずにいたもうやだ〜(悲しい顔)

明日はインシャーアッラー、出席する予定だ。

でも40のハディースのテストがあるペン

学生の頃は、ハディースの暗記はそれほど苦手ではなかったのに、今はかなり苦労するちっ(怒った顔)

posted by ターリブルイルム at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 月1の勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

カイス・ブン・サアド・ブン・ウバーダ(彼ら2人にアッラーのご満悦あれ)

カイスの父、サアド・ブン・ウバーダはアル=マディーナのハズラズ族の有士でいち早くイスラームに入信した預言者(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の教友の1人であり、アカバ協定にも参加、後も預言者の側近の1人として生きた。

さて、カイスの仲間たちはカイスについて次のような伝承を残している。

彼らは言った:

「アッラーの使徒(彼にアッラーの祝福と平安あれ)はアブー・ウバイダ・ブン・アル=ジャッラーフを、ムハージルーンとアンサールからなる300人のサリーヤ(注:1)のリーダーとして派遣した。そしてその中にカイス・ブン・サアド・ブン・ウバーダもいた。

彼らを厳しい食糧難が襲った。

そこでカイス・ブン・サアドは言った:

“私のデーツをラクダで買う者はいませんか?私はアル=マディーナでデーツをその者に渡すので、ここで私にラクダを与えてくれる者はいませんか?”

するとウマル・ブン・アル=ハッターブは言った:

“この少年はなんと驚くべきか?自分に財産がないのに他人の財産を借りるとは?”

すると彼の求める物を与えるジュハイナ族の男が進み出て言った:

“アッラーに誓って、お前のことを私は知らない。お前はいったい何者なのだ?”

カイスは言った:

“私はカイス・ブン・サアド・ブン・ウバーダです。”

するとジュハイナ族の男は言った:

“お前の血筋のなんと有名なことだろう。”


そこで彼は、カイスに1頭につき2ワスク(注:2)のデーツで5頭のラクダを売り、言った:

“証人を連れて来てくれ。”

そこでカイスは言った:

“あなたの望む人に証言させて下さい。”

彼が証言を求めた人の中にウマル・ブン・アル=ハッターブがいたが、彼は言った:

“この借金による売買に関して、私は証言しない。彼には財産がない。その財産は彼の父親のものだ。”

すると、ジュハイナ族の男は言った:

“アッラーに誓って、サアドはほんの一握りのデーツ(注:3)において息子を非難する男ではない。彼は人格の優れた、また高貴な振る舞いの持ち主だと私は思っている。”

そしてカイスはラクダを手に入れ、そして3箇所においてラクダを屠った。

毎日1頭のラクダを屠ったが、4日目に彼のリーダーであったアブー・ウバイダが禁じて言った:

“お前には財産が無いのにお前の抵当を損失させたいのか?”

するとカイスは言った:

“アブー・ウバイダよ、人々の借金を支払い、貧窮者を助け、貧しい人々に食事を施すアブー・サービト(つまり自分の父親)が、崇高なるアッラーの道の戦士達のためのほんの一握りのデーツという私の借金を支払わないと思うのですか?”

サアドのもとに彼らを襲った食糧難の知らせが届くと、彼は言った:

“私の知るとおりカイスがそこにいるならば、彼が戦士達のためにラクダを屠るだろう。”

そしてカイスが戻った時、サアドは彼に会うと、こう言った:

“派遣軍を襲った食糧難の時に、お前は何をしたのか?”

(カイスは)言った:

“彼らのためにラクダを屠りました。”

(サアドは)言った:

“正しい。それからどうした?”

(カイスは)言った:

“ラクダを屠りました。”

(サアドは)言った:

“正しい。それからどうした?”

(カイスは)言った:

“またラクダを屠りました。”

(サアドは)言った:

“正しい。それからどうした?” 

(カイスは)言った:

“禁じられました。”

(サアドは)言った:

“いったい誰がお前に禁じたのだ?”

(カイスは)言った:

“アブー・ウバイダ、私のリーダーです。”

(サアドは)言った:

“それは何故だ?”

(カイスは)言った:

“彼は、私には財産はなく、その財産はあなた(サアド)の物だと主張しました。そこで、私は、父は他人の借金を支払ってやり、貧窮者を助け、貧しい人々に食事を施すのに、それらを私の為にはしてくれないと思うのですか?と言いました。”

(サアドは)言った:

“お前に4つの(デーツの)農園をやろう。”

そしてサアドは、そのことをカイスのために文書として書き、アブー・ウバイダのところへ文書を持ってやって来た。

そしてアブー・ウバイダはその農園について、最も小さい農園で50ワスクのデーツがあることを証言した。

そしてカイスと共にジュハイナ族の男がやって来たので、カイスはその男の取り分を渡した。

するとジュハイナ族の男はサアドに言った:

“アブー・サービト(注:4)よ、アッラーに誓って、あなたの息子のような者はあなたを失わせず、またあなたを一文無しにさせることもないだろう。あなたの息子はその民の有士の中の有士だ。リーダーは私に彼との売買を禁じ、彼には財産がないと言った。だが、あなたの息子だと知った時、私は彼を知った。あなたが気高く偉大な人格者であることを知っているので、私は彼との売買を承諾した。”

そして預言者(彼にアッラーの祝福と平安あれ)のもとにカイスの行いの知らせが届くと彼は言った:

“彼は寛大な者の家で育ったのだ。”

カイスはムアーウィヤ(彼にアッラーのご満悦あれ)の治世の終わりにアル=マディーナで亡くなった。




注:1  預言者が送った派遣軍のこと。
注:2  1ワスクは預言者の時代の60サーア、ヒジャーズ地方では320リットルの分量を指す。
注:3  2ワスクという分量は決して少量ではないが、カイスは父サアドの財産の多さと寛大さを背景にこのように言ったと思われる。
注:4  サアドのこと。
posted by ターリブルイルム at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 月1の勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月17日

ヒジュラ暦1432年ラビーウ・アル=アウワル月の月1の勉強会

先月まではH宅での勉強会だったが、今月はWAMYのリヤド北部支部が会場となった。

会場までの往復は暗記パートナーのJの車で送り迎えしてもらった。
講師のHと暗記仲間のJとN3人は同じマンションに住んでいるので、私はJとNと一緒に行ったのだが、Nが大幅に遅刻したので、会場には遅れて到着した。

今回はどうやら集まりが悪かったらしく、人数も20数名集まった程度。
前回は「H宅だと私達の家から遠い」と苦情が出たそうなので、みんなの家と町の中心部の中間地点に当たる今回の会場が選ばれたらしいのだが、H曰く、「言い訳をする人は、いつでも言い分けをする。」ということで結局集まり具合は悪かったようだ。
「今回来ていない人たちの来れなかった理由をはっきりさせておくように。」と注意される・・・

私達が遅れて到着した際にはすでにHが話し始めていた。
この1ヶ月の間にHは幾つかのダアワコース・講義などに学ぶ側として参加したようで、その中で印象に残ったこと、私達の役に立ちそうな情報のメモを読み上げてくれた。

みんなが笑ったのが、司会の人が「ドクター○○(名前を忘れた・・・)、あなたは毎日5〜6冊の本を読むそうですが、ちょっと信じられませんね。」と言い、「本当ですよ、あなたが信じようと信じまいと。睡眠時間以外は殆ど読書してます。食事中も本を開いています・・・」と質問されたドクターが言うと、会場から「アッラーがあなたの奥さんをお助けくださいますように!」というどよめきが上がったそうだ。

確かに!
読書は良いことだけれど、睡眠時間以外ずっと読書に集中している夫・・・あるいは父親を想像すると、ちょっと遠慮したくなってしまう・・・

何人かの講師に関しての情報などを聞いた後、ジェッダの洪水(Hはジェッダ出身)のこと、現在のエジプトその他アラブ諸国でのデモなどについての話があった。

ジェッダに関しては、「役人たちが誠実でなかった。」ということが人々の口に上がっているが、役人たち全員が誠実でなかったわけではない、誠実な人たちもいる、でもそもそもの埋立地とした場所の地理的特徴や洪水への対策についての無知も手伝って現在の状況になったわけで、「完全に把握していない事柄についてむやみに口にすべきではない。」とのアドバイスがあった。

エジプトその他の国の状況に関しても然り。
「私達は“○○の国が大変な状況だと聞いた、△△が悪人だと聞いた。”と言って、人々の噂話などを他人に伝えたりするが、そもそも自分がその目で見ていないこと、特にデモ・政変などについてはむやみに口にすべきではない。」と注意された。

実際のところ、悪人だとされている統治者が退いた所で、その後、彼よりも政治的・人格的・ムスリムとして、より良い人物がその地位に就くのかはアッラーのみぞ知る・・・なのだ。

別にその統治者側の肩を持つ、あるいは反対勢力の肩を持つ・・・ということではないが、自分と直接関わりの無い(当然同じムスリムである以上、無関係ではないけれど)事柄に関して、必要以上に論議を交わしたり時間を費やすのは良いことではないとのアドバイスがあった。

その後、前回の勉強会でも話をしたウンムSがまたサハーバの話をしてくれた。

今回は「カイス・ブン・サアド・ブン・ウバーダ」についての話だった。

前回の彼女の話後、彼女達が読み進めている本について私が訊ねたら、別のHという女性がその後同じ本をプレゼントしてくれた。

休憩時間にウンムSと話していたら、「もし日本にあの本を持っていきたかったら、またプレゼントするから遠慮なく言ってね。」と言われた。

マーシャーアッラー・・・彼女達の太っ腹なところ、寛大さに関心してしまう。
金銭的なことだけではなくて、他人により善いものを与えようというところ・・・他人への時間的・物質的奉仕・・・

上手く表現できないのだが、言葉だけでなく「アッラーと預言者ゆえの愛」で繋がっている人たちという雰囲気が其処彼処から溢れ出ていて、一緒にいてとても居心地が良いし、学ぶ所が多い。

カイスについての話は、これまた素晴らしかったのだが、インシャーアッラー、また別の機会に紹介しようと思う・・・
posted by ターリブルイルム at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 月1の勉強会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする