2010年11月11日

ウンムT(当時70歳)

以前登録したクルアーン暗記関連のアラビア語のサイトに、「ウンムT」というヨルダン人女性の話が出ていた。

このウンムTは2001年夏当時70歳だった。
服の仕立て屋で文盲だった。

彼女のところに出入りしていたある女性に、ウンムTは「アッラー」という文字の書き方を尋ねた。

「私の主の名前はどうやって書くんだい?」

その女性はアラビア語でどのように「アッラー」と書くのかをウンムTに教えてあげた。

それからウンムTはムスハフを開き、(他のどの文字も読めないので)「アッラー」という文字を1つ1つ追っていった。

そうしているうちに、ウンムTの心の中に「クルアーンを読みたい」という願望があふれ出してきた。

そこでウンムTはあるクルアーン学校で文字を習うことにした。

文字を習い終え、クルアーンをすべて読めるようになった。

大変喜んだウンムTはその機会に「クルアーンを読み終えた」という名目でパーティーを開き、そこである人から「どうやってクルアーンを覚えるか」という本をプレゼントされる。

こうして彼女は70歳を過ぎてからクルアーンを覚え始め、ハーフィザとなったそうだ。

「70歳を過ぎて暗記」の部分にも興味を惹かれるが、一番感動したのが、このウンムTが「アッラー」という文字を覚えて自分でクルアーンの中に「アッラー」の文字が出ている箇所を探していく部分だ。

会ったこともないウンムTだが、彼女のその時の震えるような喜びが伝わってきた。
posted by ターリブルイルム at 16:24| Comment(1) | TrackBack(0) | アル=クルアーン暗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私にとって二回目のラマダーンで、今回こそクルアーンをラマダーン中に全部読めたらと、挑戦中です。
このお話が美しすぎて本当に感動しましたのでコメントを残します。
少しずつブログを拝見していきますね!!
Posted by ザキーヤ at 2016年06月22日 07:17
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック