2013年10月26日

寮の隣人たちのその後・・・イラク人Iとアフガニスタン人姉妹AとSのハトム


水曜日、スカイプでサウジにいた時から参加していた勉強会の聴講中、
サウジにいたころの隣人、イラク人Iからのメールが届いた。

そろそろかなぁ・・・とは思っていたのだが、予想通り、
「昨日、アルハムドゥリッラー、暗記でのハトムを終えることができましたぴかぴか(新しい)
との知らせだったわーい(嬉しい顔)

Iのタスミーウを始めたのは、当時任されていた、寮の暗記クラスのためだった。
http://alquran.seesaa.net/category/9023552-8.html

寮での暗記クラス終了後、「私もハトムを目指すから、暗記のプログラム作成とタスミーウだけ、お願いします。」と言われ、毎日のノルマが1ページ、時には半ページとなりながらも、ほぼ毎日コツコツと暗記を続け、
アルハムドゥリッラー、↑の言葉の約1年3ヵ月後にはハトム終了となることができた手(チョキ)

彼女からの吉報もとても嬉しかったのだが、更に嬉しかったのは、アフガニスタン人姉妹ZとSに関する彼女からの報告だった。

「もう既に知ってるかな?ZとSも私より2週間ほど早くハトム終了位置情報したんだよexclamationウンムA(私のこと)に知らせるよう、言っておいたんだけど・・・目

遠い日本で、勉強会聴講中だったにも関わらず、涙が出たもうやだ〜(悲しい顔)

ZとSは、暗記一家を率いる私の敬愛するウンムZの長女・次女たちなのだが、サウジ育ちでアラビア語能力はもちろんのこと、類まれな暗記力を持ちながらも思春期特有の難しさ+学校の勉強の大変さで、思うように暗記が進んでいなかった。

私がサウジを出る頃も、しばらく彼女たちの暗記は滞っていた状態で、ハトムまで5−6ジュズ分とは言え、「ドゥアーしてくださいね」との言葉にも、頷きつつも内心は「どうなんだろう?大丈夫かな〜?」と思っていたのだった。

イラク人Iがハトムまで残り2ジュズとなったところで、「私は残り2ジュズで、インシャーアッラー、ハトムするけれど、あなたたちは以前のままだねぇ」と彼女たちに告げたらしいのだが、その言葉がZとSの競争心に火を点けたようだった。
何はともあれ、全てはアッラーの御意思によるもの、それから、彼女たちの努力によるものだ。

なんとなく、彼女たちの知らせから、↓の画像を思い出した・・・目
http://www.flickr.com/photos/taghreed_ali/5475929499/
posted by ターリブルイルム at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | アル=クルアーン暗記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月01日

アル=バカラ章の考察 その7


アッラーがお作りになったこの世の法則と創造の物語とアーダムの物語を知った後、そしてイスラエルの民がどのようにそのアッラーによる万物の法則を受け入れたのかを知る前に、私たちは、そもそもイスラエルの民とは誰なのかを知らなければなりません。


昔々、ムーサーの時代のファラオではない、別のファラオたちがエジプトを統治していました(ファラオとは個人名ではなく、当時のエジプト統治者の称号です)。

これらのファラオたちの後に、エジプトを侵攻し、ファラオたちを倒し、エジプトを統治したヒクソスがやって来ました。
彼らの時代のエジプト統治者は「王」と呼ばれ、彼らの時代に預言者ユースフ(彼に平安あれ)が遣わされました。

その為、預言者ユースフの到来について私たちに告げているユースフ章のアーヤは、
『王は(命じて)言った:「彼を私のところに連れてきなさい。」』(12:50)とあるのです。

つまりヒクソスの時代にはファラオではなく、「王」がいたのです。
またユースフは預言者ヤアクーブ(彼に平安あれ)の息子で、ヤアクーブは「イスラエル」なのです。

その後ファラオたちは再び勢力を盛り返し、ヒクソスを追放しました。

エジプトの統治はファラオたちの下に戻り、この時代に預言者ムーサー(彼に平安あれ)が遣わされました。
ムーサーの時代のファラオはエジプトにいたイスラエルの民たちに2つの復讐を望んでいました。

1)というのも、彼らイスラエルの民はヒクソスの盟友で、ヒクソスのエジプト占領を助けました。ですので、ファラオたちがヒクソスに勝利した時、彼らはイスラエルの民を殺害し、彼らの家々を焼き、復讐しました。

2)2つ目の復讐は、イスラエルの民の男児たちの屠殺でした。
これは、ファラオが「エルサレムの方角から火が降り注ぎ、イスラエルの民以外のエジプト人全員が焼け死ぬ。」という夢を見たからです。そしてこの夢の解釈として、「イスラエルの子孫から男児が出て、その者の手によってあなたの支配が終わるでしょう。」ということがファラオに告げられると、彼はイスラエルの民の子孫の男児の新生児を全員屠殺するように命じました。
ですが、ファラオの民は、彼に、男児の新生児の屠殺は1年おきにするよう意見しました。

こうしてファラオはイスラエルの民の男児たちを殺害し、女性たちを辱めて彼らに酷い罰を課していました。それはイスラエルの民にとって大きな試練でした。



ですが、彼らのこの歴史を知ることが何の為になるのでしょうか??

私たちは、イスラエルの民がどのようにそのアッラーによる万物の法則を受け入れたのかを知り始める前に、この彼らの歴史を理解しておかなければなりません。

何故なら至高なるアッラーは、私たちに教訓として物語を述べられるからであり、また私たちイスラームのウンマ(共同体)がアッラーの法に背いた者たちの道を歩まないようにしなかればならないからです。

それはイスラエルの民とは誰なのか、そしてどのようにファラオが彼らを蹂躙していたのかを私たちが理解するためであり、私たちが心から諸アーヤとともに生き、彼らのアッラーの法則の受け入れ方がどうだったのかを理解し、クルアーンの中で最も多く述べられた奇跡と訓戒の物語であるムーサーとイスラエルの民の物語に耳を傾けるためなのです。

誰がイスラエルの民なのか?そしてファラオの彼らへの復讐の理由のこの要約の後、
次回の私たちの考察は、インシャーアッラー、イスラエルの民に至高のアッラーが何を命じられたのか??そしてアッラーの法への彼らの応答は如何なる物だったのかについて、です。


アッラーよ、私たちに、知識とあなたの書の秘密に関する知識を増やして下さい。

(筆:熟考グループ)






posted by ターリブルイルム at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アル=バカラ章の考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする