2013年08月02日

アル=バカラ章の考察 その6


『かれこそは、あなたがたのために、地上の凡てのものを創られた方であり、更に天の創造に向かい、7つの天を完成された御方。またかれは凡てのことを熟知される。』(2:29)

至高なるアッラーは、アッラーに背く為ではなく、アッラーへの服従の為に、それによって自らを強化すべく地上の凡てのものをあなた方の為にお創りになられたのです。

それからアル=クルアーンの数々のアーヤ(節)は、どのように創造が始まったのかということについて、そしてイブリースのアーダムへの敵意とイブリースがアーダムにサジダしなかった言い訳の物語を、そしてアーダムがお互いに世代から世代へと引き継いでいく地上の後継者であるということに関する話を展開してきます。

つまり、私とあなたはこの地上の後継者であり、それはまた私たち以前に地上の後継者だった者たちがおり、私たちが彼らを引き継ぎ、そして私たちは後に消え去り、また別の民が私たちの後を引き継ぐのだということです。

「私たち全員は後継したことに関して何をしたでしょうか?私たちの主がお好みになられ、ご満悦されるような崇拝の道を実現させたでしょうか?」

それからアル=クルアーンのアーヤはアーダム(彼に平安あれ)の物語と崇拝の道の試練について展開していきます。

→「〜しろ」と「〜するな」
→「われは住まわせた」「食べろ」「近づくな」
→命令と禁令

これこそが我々に課されている崇拝義務なのです。

地上の後継者であるあなたが必要としている基本事項をアーダム(彼に平安あれ)の物語から学びましょう。

あなたは以下のことを学びます:

☆崇拝の道とは命じられたことと禁止されたことから成る。

☆主に背く事により、その者は安寧から追い出される。

☆アーダムの子孫よ、この地上において、イブリースはあなたの敵である。だから彼を警戒し、彼があなたを唆さないように明確な敵と位置づけるべきである。

☆もし主に背いてしまったならば、アーダムがし、それをアッラーが受け入れてくださり、彼をお選びになられ正しい道へとお導きになられたように、直ちにタウバ(悔悟)すべきである。
サジダを認めず拒絶し、捨て台詞をいったイブリースがやったように調子に乗ったり頑固に背き続けてはならない。

☆タウバは背いた者にとって、また社会にとっても慈悲であるから、背いた者はアッラーへの反抗を続けないことである。


地上の後継のテーマを終える前に、後継者の創造の幾つかの英知を学んでみましょう。

それは、アッラーによる「創造」にアッラーの奇跡が現れる為なのです。

アッラーは預言者たち、信じる者たち、殉教者たち、誠実な者たちを被造物の中からお選びになられます。

創造すること無しには崇拝されることはなく、この後継するということもジハードや祈願やその他のイバーダ同様、崇拝行為の中の1つなのです

アッラーはアーダムの子孫たちを敵と味方か区別されるべく試練にかけられる。
イブリースがそのうちに秘めていた悪を暴かれたように。

それからアル=バカラ章の多くのページはアル=クルアーンの中の最大の物語であるイスラエルの民と彼らはどのような地上の後継者であったのかということ、またそもそもイスラエルの民とは誰なのか、彼らは誰に帰するのか、そして私たちが彼らの物語から何を学ぶのかということについて展開していくのです・・・
posted by ターリブルイルム at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アル=バカラ章の考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする